フェイスラインを綺麗にしたかったのに!美容整形の後遺症とは

「プチ整形」という言葉も一般に認知され、整形手術へのハードルもかなり下がっています。ファッション感覚で受ける方もいらっしゃいますが、やはり失敗例もあるということを知っておいたほうがいいでしょう。ここでは特に、フェイスラインを綺麗にしようとして失敗してしまった例についてお伝えしてまいります。

フェイスリフト

シワやたるみをすっきりさせるのに最適な施術はフェイスリフトでしょう。側頭部や耳の横の皮膚を切開してリフトアップし、つなぎ合わせるという方法をとります。全身麻酔の手術で、術後1~2周間くらいは腫れが残り、3日くらいは皮膚の中に血が溜まらないようにドレーンをいれておくなど、大掛かりなものです。術後3ヶ月はむくみやつっぱりで効果を実感しにくい、口が開けにくいと不便や痛みを伴いますが、その効果の高さから希望する人は後を絶ちません。

見た目にわかる後遺症

切開して後ろに向けてリフトアップする際に、もみあげが不自然な位置にきてしまうことで見た目に影響がでることもあります。何度もリフトアップを行っている医師ではない場合、初歩的なミスとして起こることもあり医師選びの大切さが伺えます。また、リフトアップのために切開した傷がケロイド化してしまうケースもみられます。せっかく綺麗になるために大金を出したのに、醜い傷を付けコンプレックスが大きくなる結果となってしまうこともあるのですね。また、リフトアップの糸が露出する、側頭部の場合ハゲるといった見た目に関する後遺症ばかりでなく皮膚が壊死するといった事例も報告されています。

麻痺

たくさんの神経や筋肉などが集まる顔面をリフトアップするため、眉の動きがおかしくなる・頬がしびれる・口が動きにくいといった麻痺症状が起こる場合もあります。この場合、見た目の問題だけでなく日常生活にも支障をきたすようになるような大きな問題といえるでしょう。

あごやエラを削る

たまご型のフェイスラインにあこがれても、骨格的に無理な場合は削る手術で整えることも可能です。しかし、皮膚を剥がし骨を削る大掛かりな手術となり、リスクも大きくなりがちです。左右のバランスがおかしいといった見た目の問題や、口が開けにくくなるといった生活に関わる問題、しびれや痛みがいつまでも続くなど肉体的な苦痛をともなう後遺症もあるのです。また、削りすぎたために骨がもろくなるといった例もあり、美容手術のために本当にこんなリスクを背負えるのかをよく検討する必要があるでしょう。

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